東邦ガス株式会社様
導入事例

安心感が導入の決め手。業務効率向上の実感と広がる活用の可能性

東邦ガス株式会社

・事業内容:ガス・熱供給・電気・再生可能エネルギー等のインフラ事業

・所在地: 愛知県名古屋市

・LUUP for Workの利用開始時期: 2026年7月

・LUUP for Workの主な用途:営業・顧客先訪問

・インタビュー対象:事業開発部 事業開発第二グループ 
マネージャー 木村徳博さん、係長 藤田浩史さん

導入前は、本社から駅までの「歩く時間」がボトルネックだった

東邦ガスの社内の移動手段は、これまで用途によってはっきりと分かれていました。遠方への移動であれば社用車、それ以外は公共交通機関と徒歩が中心で、タクシーを使う場面はまれだったといいます。ガスの保安点検など現場業務では、以前から普通の自転車も活用されてきました。

そのなかで、木村さんたちのグループには、地理的な悩みがありました。

「本社から最寄りの金山駅まで、歩いて10分〜15分ほどかかります。名古屋市内の中心部である栄エリアに行こうとすると、まず駅まで歩いて、電車に乗って、栄駅から目的地まで歩く。トータルで30〜40分ほどかかっていました」(木村さん)

この「駅までの徒歩」と「駅からの徒歩」という移動の両端にあるロスをどう解消するか。それが、「LUUP for Work」導入以前から事業開発第二グループが抱えていた課題でした。

「LUUP for Work」ならではの安心感が導入の決め手

木村さんたちは以前から「良いサービス」としてLUUPを認識し、個人としても日常的に利用していたそうです。そうした素地もあり、社内実証という形での導入検討はごく自然な流れだったといいます。

導入にあたって比較検討したのは、他のシェアサイクルサービスです。決め手になったのは、法人利用としての管理のしやすさでした。

「シェアサイクルのサービスはいくつかありますが、請求書対応やアカウント管理、管理者側で移動履歴を確認できる点など、管理画面まわりの機能面で安心感がありました。加えて、損害保険に加入している点も重要なポイントでした」(木村さん)

社内調整ではスピード感を重視し、まず事業開発第二グループでの実証という位置付けで採用が決まりました。グループ内約20名のうち5名が対象者となり、約1ヶ月間の実証利用を進めています(取材時)。

※下記の画像は「LUUP for Work」の管理画面で見られる、従業員の移動経路の一部として参考に掲載しています。

■歩いて10分〜15分ほどかかる、本社から駅前までの移動

■電車の乗り換えと待ち、駅前から本社まで歩き時間の削減

■駅遠から駅遠への場所の移動

■営業先の回遊にも電車とバスの時間を気にせず利用できて効率的に訪問ができて便利

実証利用では、移動時間が短縮され業務効率が向上

実際に使い始めてみて、体感としてまず大きかったのは移動時間の短縮だと言います。

「本社から直接、小回りの利く移動ができるようになりました。徒歩と電車を乗り継いで30〜40分かかっていた移動が、LUUPだと20分程度で目的地に着けます」(木村さん)

気になるコスト面についても、木村さんは独自の視点で捉えています。


「地下鉄の運賃は210円、LUUPは300円(※)なので、単純な運賃だけを比べるとLUUPの方が高く感じるかもしれません。ただ、LUUPなら目的地の近くまで直接行くことができ、電車の待ち時間もありません。10〜20分の時間短縮を時間単価で考えると、むしろコストダウンになっていると感じています」(木村さん)

※LUUPの料金は、ライド時間等で変動します。記載の金額は取材時点の一例です。

生まれた時間をどう使うか、という点にも手応えを感じているようです。

「移動で浮いた時間を他の業務に充てられることに、大きな意義を感じています。電車やバスでの移動と比べて、LUUPの方がスケジュールを組みやすいというのも実感としてありますね」(木村さん)

現場からも前向きな声が上がっています。時間短縮そのものへの評価に加えて、「お客様とのアポイントを調整しやすくなった」「複数の飲食店を回る必要があるメンバーは、ポート間でこまめに乗り直しつつ効率的に営業活動ができている」といった、当初は想定していなかった使われ方も出てきているそうです。

さらに、周辺の不動産オーナーの協力を得て、本社近くにもポートを確保することができたといいます。

交通ルールとマナーを社内にどう浸透させるか

新しい移動手段を社内に取り入れるにあたって、交通ルールやマナーの浸透も欠かせないテーマです。もともとガスの保安点検などの現場で自転車を業務利用する場面があったこともあり、心理的なハードルは低かったといいますが、この点について、藤田さんは次のように話します。

「まずは電動アシスト自転車から始めようという流れになっています。青切符制度の導入もあり、あらためて交通ルールを学び直そうという意識が、業務に限らず組織全体に広がっています」(藤田さん)

サービス提供者であるLuupに対しても、交通ルールやマナーの周知を継続してほしいという期待のお声を頂きました。

エリアの広がりと、点検・検針業務への活用可能性に期待

今回の実証について、現時点で一定の有効性を確認できていると木村さんは手応えを語ります。今後はさらに検証を重ねながら、社内での横展開を検討していく考えです。

「本社の所在地が駅から距離があるぶん、LUUPのメリットを感じやすい環境にあると思っています。ポテンシャルは大きいと感じているので、丁寧に社内へ訴求していきたいですね」(木村さん)

藤田さんからは、エリア拡大への期待も寄せられました。

「本社近くのポートをもっと増やしてほしいですし、東邦ガスが事業展開している愛知県・岐阜県・三重県にも、LUUPの提供エリアが広がっていってほしいと思っています」(藤田さん)

事業開発部での実証にとどまらず、将来的にはガス設備の点検・検針業務といった現場業務での活用の可能性も見据えられています。移動距離や頻度、地域性の面でLUUPが適した業務は他にもあるのではないか——今回の実証で得られた知見をもとに、東邦ガスは今後も検討を重ねていく見込みです。

「名古屋という街の中で、一緒にできることはまだまだあると思っています。サービスの面が着実に広がっていくことで、移動できる範囲も増えていく。その広がりに期待しています」(木村さん)

本社から駅までの「歩く時間」という、地味ではあるものの確かに積み重なっていた移動のロス。そこにLUUPという選択肢が加わったことで、事業開発の現場では移動時間そのものの価値が見直されつつあります。実証で得られた手応えをもとに、東邦ガスとLuupの取り組みは、名古屋の街でこれからも広がっていきそうです。

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